音楽好きなオッサンの自分語りな音楽史その6
自身の音楽史を振り返るシリーズ、6回目になります。
一度、1回目から貼り付けておきます。
なんてないただの自分語りですが。。
高校に入って洋楽にハマりだし、エレキギターに憧れ、友達を巻き込みギターデビューを果たした高2の秋でした。
洋楽ハードロックも最初は与えられるがままに聞いていたのですが、1年以上も聞きまくっていくと、自分の好みであったり、ハードロックの中で流行ってるバンドの好き嫌いであったり、よちよち歩きからの自我が芽生えてきました。
理系のクラスに進学した僕は、男ばかりのクラスの中でさらに洋楽を聞きまくり、
メタル以外は聞く価値なし!ハードロック・ヘビーメタルこそ正義!
という訳のわからん尖ったナイフ状態…まではいきませんが、そのぐらいの勢いで夢中になっていました。
好きになったバンドもディープパープルやイングヴェイにとどまらず、自分でCDを買ったり友達に借りたりして、
メタリカや、Mr.Big、レッドツェッペリン、レインボー、ホワイトスネイク、ジューダスプリースト、パンテラ、カーカス等…、ハードロック・ヘビーメタルという狭い枠の中でどんどん聞く幅を広げて行きました。
そして、誰かが貸してくれたのか、ドリームシアターというバンドに出会い、どハマりする事になります。
前衛的と訳されるプログレッシブロックと言われるジャンルの音楽に、メタルの激しさを足してヘビーなギターリフがあったり、琴線に触れるメロディーもあり、早弾きテクニカルなキメもたくさんある、といったバンドなんですが、
その当時、よくわからんなりにも、これは凄い音楽に出会った!とばかりにのめり込んでいきました。
イングヴェイ師匠に憧れて買ったギターで自分も早弾きフレーズを弾きたい!と意気込むのですが、Mr.Bigのポールギルバートも、ドリームシアターのジョンペトルーシも、超絶技巧派のギタリスト。
目指すところが無謀だったのか、自分の頑張りが足りなかったのか、ギターの基礎も身についていないのに、早弾きなんてまったくモノになりませんでした。
簡単なメロディーのソロの一部分や、シンプルな構成のリフ等、弾けそうなところをかいつまんでコピーしては弾けた風になって、鼻息荒くなってました。
中でも、アルペジオをコピーすると初心者なりにかなりイイ感じで弾けるという事がわかって、いろいろな曲のアルペジオばかりを、ヤングギターのスコアとにらめっこしながらコピーしていました。
そんな感じで洋楽漬け、駆け出しギター小僧な高校生活を送っていたのですが、高3の受験の年になろうかという時に、音楽で仲のよかった友だちから
バンドを組んで文化祭に出たい。バンドに入って欲しい。
と誘われてしまいます。
もともとというか、人前で何かを発表する、表現するというのが苦手な人、緊張で一日中心臓はドキドキ、吐きそうになるタイプの人なので、受験あるし、等と理由を付けて断っていました。
オリジナルの曲を作って、文化祭に出たい!というメタル友達の誘いに、
ギター始めて間もないから…、受験勉強あるから…
と断り続けていたものの、友達の熱意に押されて、また自分の中でも、なんてない高校生活、文化祭にバンドを組んで出たぞ!っていうのが後々残るのかなぁ…と思い、意を決して、
わかった!バンド入る!
と返事をして、高3の文化祭へ向けて、バンドやろうぜ!状態になっていきました…。
次回へ続きます。。
ドリームシアターの出世作を今思えばリアルタイムで聞いていたと言うことになります。自分を構成するといっても過言では無い、自分の脳に刻みこまれている音楽の一つ、それがドリームシアターです。多少、おおげさですが。
知るきっかけとなったのは、友達に借りたこのアルバムです。
夏休み、受験勉強しながらよく聞いていたので、今でもアルバムを聞くと物理の参考書やら、数学のチャート式なんかが思い出されます。
- アーティスト: Dream Theater
- 出版社/メーカー: Atlantic / Wea
- 発売日: 1995/02/22
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最後まで読んでいただきありがとうございました。