音楽好きなオッサンの自分語りな音楽史その3
好きなものは?趣味は?と聞かれれば返事に困るので、とりあえず音楽と答える自分の音楽史を恥ずかしながら語るシリーズも小学生編、中学生編、と続いて3回目。
思春期入る手前、1人で寝る!と意気込んだおデブ少年が1人寂しい夜はラジオが友達。
テレビ・ラジオから流れる音楽数あれど、何故かTM NETWORKにはまった中学生。
…と振り返ってきた続きになります。
高校生になった頃にはTMは卒業とばかりに、そんなにハマらなくなり、…
その代わりに、なにか俺は変わるんだ!と高校デビューを目指すかのように、さらに自分探しというか、成長期特有のヘンテコな感じになっていきました。
高校生になったから洋楽を聞く。
日本のやつはダサいねん。
急にお告げを受けたかのように自分革命を勝手に起こし、また誰に教わったわけでもなく
洋楽?よし、ビートルズだ!
とまた勝手にお告げを受けて、学校帰りにせっせとレンタル屋さんに通い、レンタルしてはカセットにダビングして、通学の時に聞いていました。
カセットにダビングとはまた泣けるぐらい昔なんですけど、そんなに音も悪く無かった、というか、デジタルじゃ無い良さがあったと思います。
そして高校生活も慣れてきて、ある程度友達というか話す人がちらほら出てくると、
俺は洋楽を聞くねん!何かオススメあるかい?
とやたらめったら聞いては、いくつか教えてもらったりしたんですが、どーもしっくりこない。
なんか、こう、パンチが足りないというか、なんか、こうもうちょっとハードなやつ。と自分の中でコレジャナイ感があったのです。
ビートルズだって、よくわからないまま聞いて好きになっていたんですが、なんか、もっとうるさい感じのは?と求めてるものと少し違う感じでした。
そんな感じで模索しているうちに、クラスに洋楽が好きなやつがいることが分かり、また、風の噂で(笑)すごいハードな洋楽に詳しいやつもいるということで、なんとかお近づき、お友達になり…
ハードなやつ頼む。
とそれぞれ一押しのCDをかしてもらいました。
それがこの二枚、黒船来航。
レインボーのRising 邦題は「虹を翔る覇者」
と、ヴェノムの「Black Metal」でした。
今思えば、レインボーは分かるが、ヴェノムはずいぶんとマニアックだなー。
無知の耳をもってして両方聞きこんだんですが、レインボーにハマりました。
ヴェノムはよくわかりませんでした。なんか音質がよろしくないのが気になって、入っていけなかった。
なんかよーわからんけどレインボーかっこいい!
そして、リッチーブラックモアのギターがカッコイイとなり、エレキギターってカッコイイとなって、さらにハードロック・ヘビーメタルの世界に踏み込んでいくことになります。
書類選考のようにヴェノムはリッチーブラックモア率いるレインボーに自分の中では競り負けてしまったんですが、ブログ執筆にあたり検索してYouTubeで聞いてみるとそんなによくわからないこともなく、しっかり自分の中で分析できて、音質のチープさも手伝って、意外と悪くないやん。となりました。でも、好んで聴く感じではなかったです。
好みですね。でも、マニアックやな、と今でも思いました。
自身の音楽史、高校生からは長くなりそうですw
レインボーについて簡単に。
ギタリストとして既に音楽的にも商業的にも世界的な成功を得ていたディープ・パープルのリッチー・ブラックモアが、同バンドから脱退して新たに結成したリッチー中心のバンド。
バンド・サウンドは後に訪れる重要なギター・リフとビートのヘヴィメタルの時代の基礎を築き上げたとされている。
クラスメイトに借りたCD「Rising」で気に入った曲は、やはり 5曲目の「Stargazer」と6曲目の「A Light in the Black」ですね。
これだけ聞いておけば間違いないと思います。
「Stargazer」は、今は亡きコージー・パウエルの強烈なドラムから始まり重々しく進む曲です。こちらが静とすると、次の曲「A Light in the Black」は疾走感がある動の曲。
どちらも、リッチーのリフが印象的なハードロック史に残る名曲です。そしてちょい長めの大作です。この2曲は歌詞を読み解くと、繋がっています。
ロニージェームスディオのボーカル、コージーパウエルのドラム、リッチーのギター
……最強盤です。
とりあえずギターがカッコイイハードな曲を古くていいから聞いてみたい、
ハードな洋楽を聞け!とお告げが降りてきた若い方、は聞いてみてください。
レインボーはPrime Musicにアルバムがけっこう入っていて、持っていないアルバムも聞きまくれるのでありがたいです。無料体験もあるのでまだの方はぜひ。
Rainbow - Stargazer (2011 Remastered) (SHM-CD)
ついで、といっては失礼だけど、こちらも。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。