音楽好きなオッサンの自分語りな音楽史その4

自身の音楽の歴史を振り返るシリーズ、4回目になります。前回はこちら。

 

 

silentman.hatenablog.com

 

高校生になってヘンテコな自分探しが始まり、

 

これからは洋楽や。洋楽を聞くねん。

日本のはダサいねん。

 

といった意味不明なお告げを受け、ハードロックにハマりだしたものの、まだ1人では歩けないよちよち歩きな自分は、まだ何を聞いていけばいいか判らず、洋楽好きな友達からどんどんオススメ盤を貸してもらっていました。

 

レインボーを貸してくれた友達からは、ディープパープルを。

これはまぁ、原点回帰というか、妥当な次の1枚ですね。しかも貸してくれたのは「Deepest Purple」 いわゆるベスト盤でした。なんて良心的。

とりあえずわからないなりに聞きまくっていました。やっぱりリッチーブラックモア最高!エレキギターカッコいい!と本気で思った一枚でした。

 

Deepest Purple

Deepest Purple

 

 

今聞くと、単に高校時代が懐かしいw

 

 

さて、ヴェノムというマニアックなバンドを一発目に教えてくれた友達の次の1枚はというと、Slayerというバンドのの「Reign in blood」というアルバムでした。

 

この一枚は衝撃的でした。スラッシュメタル!というジャンルの名前自体も何だか強そう、カッコいい。

音楽もまずテンポが早い曲が多く攻撃的?な感じ。爆音で聴くとアドレナリンがドッと出てテンションが上がってくるような勢いがありました。その当時。

 

何だかよくわからないがカッコいいぞー!とその時は感じていましたが、

 

2人のギタリストから繰り出される高速リフ、重厚なリフ、これぞメタルと言わんばかりのギターソロ、ツービート含め緩急つけた多種多彩なリズム、吼えるボーカル、実はちゃんと鳴ってたベース、

…と今でこそ何故カッコよろしいのか…をいろいろ考えることがはできるんですが、その当時はよちよち歩き、なんかわからんけど爆音で聴きたい!ヤバい!カッコいい!みたいに、

相当ハマってました。

 

REIGN IN BLOOD

REIGN IN BLOOD

 

 

 

そうしてハードロック・ヘビーメタルの世界に徐々にハマっていった僕は、リッチーブラックモアを通して、エレキギターに興味を持つようになります。

 

で、またまた友達に今度は

 

なんかギターがかっこいいやつ、速弾きとかすごいやつ頼む。

 

とかリクエストをしてみると、またもや素晴らしいCDを貸してくれました。

 

洋楽好きな友達が2人いて、どっちから借りたか忘れたんですが(おいw)

それがイングヴェイ・マルムスティーンというギタリストのアルバム、「Rising force」でした。

ライジング・フォース(紙ジャケット仕様)

ライジング・フォース(紙ジャケット仕様)

 

 

圧倒的な速弾き、クラシカルなフレーズ、泣きのメロディー、まさに様式美。天才です。王者です。

ギターという楽器はここまで速く弾くことができて、こんなにカッコいいものなのか⁉︎

とにかく、全てが衝撃的でした。

 

 

とりあえずつらつらと書くと「衝撃的」という言葉しかでてこない語彙力の無さがなんともアレですが…

 

おすすめは有名どころで、1曲目の「Black Star」続く2曲目「Far Beyond The Sun」ですが、個人的には7曲目の「Little Savage」です。

特に主張しないメインリフから始まり、早弾きのキメからの叙情的なソロパートが心の琴線をグイと引っかき回します。

そしてリフに戻り、自由奔放なソロがあって、最後のパートではスクールウォーズ風?なキーボードがなんだかちょっとツボになりながらの弾きまくりです。

昔の洋楽のお約束?「ギターソロ弾きまくりながらのフェードアウト」

で〆の最後の曲に繋がります。


Yngwie Malmsteen - Little Savage

 あと、普段You tube はほとんど見ないので知らなかったんですが、

この曲を始めいろいろな曲を完コピしている女子?の動画を見て

あいた口が塞がりませんでした。今時の若いもんは…と、スゴい時代やなーと、おじいちゃん化してしまいました。


Yngwie Malmsteen Little Savage 桜花11歳 ギター少女

 

 

 完全にハマってしまった僕は、通学時はもちろん、授業の合間の休憩時間でさえもイングヴェイを聞いては、これカッコ良くない?もしくは、このカッコ良さが何故わからないのだ!おまえらは!と、周りの友達に絡んでいってました(笑)

 

そして、ギターカッコいい!の思いはますます強くなり、次第にそれはギター弾きたいに変わっていきました。ギター購入計画が沸々と湧き上がってきたのです。

 

続きまた書きます。

 

 

「Black Star」はライブ盤が好きです。というかライブCDを聞くと上位互換のようになって、スタジオアルバムを置き去りにしてしまうことがよくあります。


Yngwie .J. Malmsteen ● Black Star

 

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