音楽好きなオッサンの自分語りな音楽史その5
自身の音楽の歴史を振り返るシリーズ、5回目になります。前回はこちら。
洋楽ハードロックにハマりだした高校時代。
リッチーブラックモアや、イングヴェイ師匠の影響で、エレキギターがカッコいいと思うようになり、やがて「ギター弾きたい」に変わっていきました。
今思うと、ネットのない時代、どこでどうやってギターについての情報収集をしてたのかわからないんですが、チラシやら、カタログを取り寄せて、1人ギター購入計画を進めていきました。
買うなら、リッチー、イングヴェイが使っているストラトキャスターというギターがいい!とそこは絶対とばかりに決まっていました。
安くてギター、アンプ、ストラップ、ソフトケース等、全て揃ったフルセットがどう考えてもお買い得。でも、ギターはストラトタイプ。
ストラト「タイプ」早い話、バッタもん。
かたや、fenderのストラトキャスターはギターだけで、安いものでも当時定価で5万ぐらい。なんでこんなに高いの??と無知な自分は面食らってしまいました。
スクワイアというブランドのストラトキャスターはもっと安くあったんですけど、それはいわゆる廉価版。ヘッドにfenderと大きく書いてないじゃないか!
安くてフルセット揃うストラトキャスター「風」でいいんじゃないの?って思ったんですけど、友達と楽器屋さんに視察に行った時に、
「初めて買うにしてもある程度マトモなギターを買ったほうが、後々のためによいですよ。」
と、アドバイスとも営業トークとも取れるような話を聞き、さらに検討。。
理由は、程度の良い楽器を手にすると、上達が早い、高いギターを買うとそれだけで続けるモチベーションになる、そもそも音が違う、などなど…。
今はもう無いであろう町の楽器屋さんも、まぁ、マトモな事を言ってたと思います。
これからはギターの時代や。
ギターを弾くとモテるわ、きっと。
と、無責任な発言を中学からの仲のよかった友達に浴びせ
みんなで買おうぜ!
と、道連れと言わんばかりに、無理やりギター購入計画に巻き込んでいきました。
勉強もそこそこに、ギター購入計画は練りに練られていきました。 高価な買い物、高校生の頭で、それはそれは真剣に考えていたことでしょう。
そして、友達2人も巻き込んで、意を決してギターを買いに行きました。
お年玉積立金から予算をひねり出し、出した答えはこれでした。
時代が違いますし、厳密にはこちらの方が上のグレードのようですが、大体こんな感じのギターです
色はイングヴェイ師匠、リッチー師匠にあやかって?白。
アンプはよくわからなかったので、同じくfenderの1番小さくて安いやつ。スイッチが付いてて、クリーンとオーバードライブを切り替えれる2チャンネルの仕様やったと思います。
その当時でもイングヴェイモデルはあったんですけど、バイトもしてない高校生にはだいぶお高くて断念、というか、買う勇気も無かったなー
そんな訳で高2の秋でしたかなー、念願のギターを購入しまして、目指せイングヴェイとギターキッズとなったわけです。
買ってすぐわかったんですが、そうそう練習したとろで、イングヴェイは弾けない。絶対に弾けない(笑)今でも弾けない。あくまでも僕は、です。
なので、ディープパープルのリフからスタートして、それっぽい雰囲気が出ては、リッチー気取りで喜んでました。
今思うと若かりし青春の日々やなぁー。。
ここからは、洋楽ハードロックにハマると共に、ギターにも、ハマっていくことになります。
今は、もう、動かない、そのギター 〜状態になってますが、きちんとメンテしたら、ちゃんと弾ける状態になります…
…が、今呑気そうにそんなことしてる場合か!と自分で制限をかけてしまうのですなー
今はほとんど弾いてないんですが、爪切ってメンテして、初代ギターとことん弾いてみようかなー。。